死都日本
南九州で火山が「破局噴火」したらどうなるか?
ということをシミュレーションした小説です。
破局噴火というのは『死都日本』の中で、
地下のマグマが巨大な噴火を起こし周囲に壊滅的なダメージを与える噴火
について使われた言葉です。
南九州の破局噴火は一見、東京での生活に関係なさそうですが、
火山灰の影響により、太陽光が遮られ、気温が下がり
農作物が取れなくなってしまったり、
世界中に影響を与えるようです。
火山灰の影響で、通常のヘリコプターや飛行機などは動けなくなるし、
データセンターがやられたら預金の証拠が無くなってしまうなど、
色々と想定される出来事が起こります。
政府が秘密裏に進めていた「K作戦」というものが出てきたり、
パニック小説としても面白いので一度読んでみると良いと思います。
ちなみに、イエローストーン国立公園にも巨大なマグマ溜まりがあり、
破局噴火を起したら世界規模の影響が考えられているようです。