火山灰の被害予想
火山灰が降ってきて雪の様に積もった場合、
予期せぬ出来事が多発すると思われます。
パソコンなどが使えなくなるのはよく知られていますが、
更に深刻なのは雨が降った場合です。
火山灰と水が合わさると粘度の高い泥のようなものになるので、
下水が詰まってしまう可能性が高いです。
そうすると、水洗トイレがそのうち使えなくなり、
衛生環境が悪化します。
火山灰で気管支炎の発症も想定されるため、
気管支炎と病原菌による感染症などが出てくるでしょう。
江戸時代の噴火時には水洗トイレがありませんでしたから、
それほど問題にならなかったと思いますが、
現代の東京に火山灰が降ってくると、
ゴミの収集や上下水道のストップなどで、
かなり衛生環境が悪化し、伝染病も問題となるでしょう。
そう考えると、いかに現代の生活は便利か
と再認識することができます。
とりあえず、携帯トイレや汚物を入れるためのビニール袋などは
ある程度用意しておいた方が良いでしょう。